1月22日（水）「勝央健幸ラボ」スタート記念講演会『健幸のまちづくりの未来』を開催いたしました。合計18名の方にご参加いただきました。

大阪府高石市健幸づくり課スマートウェルネス推進班の舩冨様にお越しいただき、高石市の健幸のまちづくりの取り組みについてご紹介いただき、その後、質疑応答の時間を設け、活発に意見交換を行いました。

印象に残ったことを３つご紹介します。

１．ターゲットを明確にして事業を定期的に見直していること
高石市では、運動に関心があっても実際に活動できていない層を主なターゲットにするため、活動に対してポイントが貯まる健幸ポイントの仕組みを有効に利用されていました。定期的に効果を見直し、ポイント内容やポイント交換内容について設定しなおすことで、多くの市民が運動を開始するきっかけを作っていました。

２．民間を巻き込む仕組み
健幸ポイントで地域商品券と交換したり、健幸フェスティバルを開催して民間企業に参加してもらったり、地域全体で健幸への意識づくりを進めていました。今後は地元企業の健康経営にもサポートをするなど、先進的な取り組みが印象的でした。

３．足でかせぐ
新しい制度設計や民間企業との関係づくりについて、どのようにしているか尋ねたところ、「とにかく足で稼ぐ」という答えがありました。市長から「役所の中にいるより外に出ていくように」とハッパをかけられるということで、先進的な活動のウラには多くの努力があることを感じました。

今回の講演会を通じて、「健幸」をまちづくりの柱として取り組む先進事例の取り組み、そして実現までの過程を聞いて、勝央町でもたくさん取り組みができる可能性を感じました。今後、さらなる活動を進められるよう、努力したいと感じました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました！