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ヘルスイー編集部

勝央町愛育委員研修会・健康づくり研修会

2019年11月14日(木)、勝央町総合保健福祉センターで「勝央町愛育委員研修会・健康づくり研修会」が開催されました。

鳥取大学医学部環境予防医学分野 教授 尾崎米厚先生にお越しいただき「健康寿命の延伸につながる健康づくりと愛育委員の役割」というテーマでご講演いただきました。

前半では先生が調査された鳥取県伯耆町の高齢者のデータに基づき健康で長生きするしている人の特徴について、後半は虚弱な状態「フレイル」になった時の対策について、説明がありました。

印象に残った内容をご紹介します。
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健康で長生きしている人は良い生活習慣を送っている。この愛育委員のように人のお世話をしている人、仕事をしている人は要介護にも認知症にもなりにくい。

虚弱な高齢者にならないために、しっかり食べることが大事。お金を残しても死んでしまっては使えないので、元気なうちに良いお肉をしっかり食べる。働く世代はメタボ予防が大事だが、歳をとったら別の世界。コレステロールは多少高くても良いのでしっかり食べることが大事。

「食べて、筋肉をつけて、動いて、お腹が減って、食べる」のが良いサイクル
「食べない、筋肉が減る、動かない、お腹が減らない、食べない」が悪いサイクル

地域の集まりの場で人と会って、運動をして、一緒にご飯を食べることで虚弱な人は元気になれる。
国もこれからこのような活動がもっと活発になるように、行政を支援できる仕組みを検討している。
愛育委員の皆さんの活躍も期待されている。
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先生のお話の様子をうまく再現できないのが申し訳ないですが、伯耆町のお話も交えた大変分かりやすいお話でした。

地域で赤ちゃんからお年寄りまで、幅広い世代の人の健康を見守っている愛育委員の皆さん。先生から「この愛育委員の仕組みは全国どこでもある仕組みではなく、岡山県ならではの財産なんです」という説明もありました。

愛育委員の方の中にはお仕事をお持ちであったり、子育て世代の方もおられたり、皆さんお忙しい中で活動されていて、頭が下がる思いです。これからも地域の中で協力して一緒に活動をしていたきたいと思います。

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