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ヘルスイー編集部

ぐるっと筋力アップ教室と金時楽楽体操⑤:20か所以上に広がる

勝央町で始まった「住民主体の通いの場」の「ぐるっと筋力アップ教室」は1年目で町内13か所に広まることができました。その後の2年目についてご紹介したいと思います。町内で実績ができたことで、2年目はさらに教室を始めたいという声をいただくこととなりました。

2年目は10か所の地域で教室が始まりました。20か所を超え、地域ごとにいろいろな特色が出てきました。体操に合わせて囲碁ボールをしている地区。お茶会をしている地区。お知り合いの健康に詳しい人を呼んでミニ勉強会をしている地区。アイデアを出して楽しく続けていっています。

サポートする側として関わっていて改めて感じることは、それぞれの地域の特色はそこにいる人が作っているのだということです。その地域でのそれぞれの暮らしがあり、暮らしている人と人が集うことで、それぞれの活動について考えて進められていきます。創意工夫していることについて、頭が下がる想いです。

「ぐるっと筋力アップ教室」などの各市町村で行われている活動を一般的に「住民主体の通いの場」といいますが、「住民主体」というのは簡単なようで難しく感じます。教室を始めた際に「職員がいないのに体操を続けることはできない」という声が聞こえることもありましたが、とても理解していただき、続けていただいているように感じます。

ただ、地域ごとにそれぞれ工夫をしながら教室を続けていただいている中、課題も出ています。「参加していた人が体調不良で参加できなくなり人数が減ってしまった」「新しい人が参加してくれない」「体操以外にも何かしたいが何をすればよいのか分からない」など、の声があります。できる限り力になりたいとは思いますが、スタッフとしてできることは限定的だと感じます。

教室の立ち上げは「金時楽楽体操」を紹介する形でとてもうまくいきましたが、これから続けてもらうためのサポートはまだ試行錯誤の連続です。今後の記事では地域ごとの特色の具体的な紹介や、続けてもらうために行っているサポートについてご紹介したいと思います。

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